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八万遠

八万遠

八万遠

作家
田牧大和
出版社
新潮社
発売日
2015-05-29
ISBN
9784103157359
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八万遠 / 感想・レビュー

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さつき

和風ファンタジー。宗教的権威を持つ上王は天皇のようだし、朔山信仰は富士山をはじめとした各地の霊峰を思い起こされました。墨州の領主の子に生まれたが、父に疎まれ続けた育ちの甲之介。雪州の継嗣でありながら敵地での人質生活の長かった源一郎。この2人を軸に物語が進んでいきます。最後まで読んでも、まだ序章といった印象。続編は出ていないようで気になります。

2017/07/18

むつぞー

今までの作者の時代物作品とは違う、信長・家康をモチーフとしたような歴史ファンタジーと言えましょう。ただ物語のオープニングといったところです。続きが出て欲しいのに出ない作品をいろいろ描かれる作者でありますが、これは続くんだよね?なんかちょっと心配…。

2015/06/30

わんこのしっぽ

時代物かと思ったら田牧さん初ファンタジーだったのね!!(笑)そしてかなり面白かった!途中まで話の展開が淡々としていたから、てっきり男達の友情物語か?なんて思っていたら急展開!えっ!そうなるの!?果てない渇きの闇を抱えた男は何処に行くのか?穏やかな心に灯った怒りの焔はどうなるのか?そして天は?物語の序章編となる本作。濱次シリーズの続きも気になるけど、こちらも次作を早く!!

2015/06/13

Norico

田牧さんで予想外のファンタジー。イメージとしたら、古代と戦国時代が混ざったような感じ。国を統一した王族や宗教が建前だけになってきた中、自分の領地を守ろうとする雪洲の源一郎(イメージは徳川家康)と親に嫌われ戦うことで自分のアイデンティティを守ろうとする墨州の甲之介(こっちのは織田信長っぽい)の物語。続編出るんですよね?上王と珠さんの今後が気になる。

2019/01/09

007

★★★☆☆ 著者の中では今までに無い作風で楽しませてもらいました。いつも私が苦戦するまどろっこしい文章も控えめだったし。謎が多い脇役たちもしっかり場を盛り上げたけど、これって続編あるんだよね、ね?

2015/07/01

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