暗闇に嗤うドクター: 海堂尊オリジナルセレクション (松本清張傑作選)
暗闇に嗤うドクター: 海堂尊オリジナルセレクション (松本清張傑作選) / 感想・レビュー
hushi亜子
『死者の網膜犯人像』は超短くてコテコテなのに面白い。『草』もどういうことで繋がるんだろう、と思ったけど、こういう展開だとはねと驚いた。
2010/10/18
ハイク
「草」「誤差」は以前に読んだが「草」は面白い。まったく予想もしない結末だ。読者にわからないように筋書きを作るのは作者の醍醐味なのだろう。「偽狂人の犯罪」は実際にこの主人公のように偽る人もいるのだろう。でもこれまでして生きたいと思うのだろうかと頭をかすめる。
2013/03/12
ophiuchi
「草」は今読んでも十分に面白い(タイトルが・・・という海堂さんの意見には賛成)
2013/01/03
かぶとむし
海堂尊セレクションにつられたものの、中々手に取る気がしなかった。古い描写であまり共感もてないだろうなと思いながら読んだが、セピア色は一切感じず、特に[草]は圧巻だった。久しぶりに小説を読んだー!と全身で伸びをした。これぞミステリー小説。
2011/03/19
KAZY
松本清張作品は中学時代に点と線しか読んだことがないという海堂尊の選による清張の医療小説短編集。「死者の網膜犯人像」「皿倉学説」「誤差」「草」「繁昌するメス」「偽狂人の犯罪」の6篇。「死者の~」「皿倉学説」「草」が特に面白かった。「皿倉~」は長編の導入部かのようで想像をかき立てられた。
2013/09/22
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