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長い橋 上

長い橋 上

長い橋 上

作家
水上勉
出版社
新潮社
発売日
1983-04-01
ISBN
9784103211167
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長い橋 上 / 感想・レビュー

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shizuka

主婦の保護観察司とそのもとへやってきた17歳の少女「すみれ」。主婦はありったけの善良で彼女を更正させようと臨むが、たった数週間で出奔してしまう。彼女はどこへ行ってしまったのか。同時期、オートバイがトラックに追突され男女が死んでしまう事件が起こる。犯人ではないかとされている男と、すみれの関係が取りざたされ警察は二人が一緒に逃げていると考える。保護観察司があくまでも人間の愛ですみれを追うならば、警察は犯罪への鋭い牙をむきながら彼らの足取りを追求していく。家出少女や犯罪の背景、問題はどの時代でも同じである。

2016/10/07

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