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謎斬り右近

謎斬り右近

謎斬り右近

作家
中路啓太
出版社
新潮社
発売日
2010-02-26
ISBN
9784103230212
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謎斬り右近 / 感想・レビュー

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yourin♪

日ごろ時代小説はほとんど読んだことがないので、読むのにやたら時間がかかった・・・^^; 特に漢字がーーっ!言葉の意味もーーっ! この人いいな・・・って思うとすぐに死んで退場しちゃうしな~。 でも面白くないかというとそうではなく、だんだん読むのも慣れて、後半の展開に引き込まれた。面白かった。 装画、挿画のスカイエマさんが好き^^♪

2010/04/05

むつぞー

こういうエンタメ、久しぶり!謎があって次から次へと決闘があって、悪役はどこまでも醜く権力を争います。 だからこそこの悪役たちは存在感があって、面白いと思うし、その心理も納得です。 書いている方も悪役を書くの楽しかったんじゃない?という感じです。 対する主人公はお坊ちゃん育ちなので甘く、無鉄砲で、でも清々しくもあります。ただでも大物ぞろいの悪役に比べてしまうと、主人公側はどうしても印象が弱めですけど…。 思っていたのとはまったく違う作品でしたけど、とても面白い作品でした。

2010/04/12

よみたろう

五味康祐「柳生武芸帳」みたいです。次から次へと決闘があって血煙が舞って艶事があって謎が提示されて、著者は若手でも最近のエンタメの常識には収まらりきらない迫力と魅力的な破調があるように思います。そうだ、確かに時代小説って、こういうのもアリなはずなんだよなぁという読後感。面白かったです。

2010/03/01

k_jizo

★★豊国神宝をめぐり 右近と豪のまえに立ちはだかる武蔵、天海、そして徳川、伊達。いろいろな展開があり最初の予想以上に面白かった

2010/04/23

ハルト

タイトルからもっと軽目なノリのお話かと思っていたら、さにあらず。謎の豊国神宝を狙う者どもらの暗躍する、意外にも血生臭さある作品でした。徳川家、天海僧正やら武蔵やら政宗やら、そんな有象無象が犇めく中、愛する人を取り戻すためにひたすらに神宝を追い求める主人公のひたむきさが熱く、醜い権力争いに耽る人間達とは対照的でした。展開てんこ盛り正統派時代小説としておもしろかったです。

2010/04/03

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