風の噂
風の噂 / 感想・レビュー
見ぇーた
駄作九短編。渡辺淳一は初期は医学物で秀作が多いが、後年は色ボケ親父になってしまって、自身の御乱行を文にしたものが多い。渡辺の娘が「一番苦労したのは母だった」みたいなことを読んだことがある。作品も適当になって来て、推敲なんてされていないやっつけ仕事が多くなった。この本に掲載されている短編もその枠から出ていない。また、同じ作品を改題して発行したり、短編を分けて集めてタイトルを付けて発行するなど、金に汚い感もある。
2024/08/03
感想・レビューをもっと見る
