老いかたレッスン
老いかたレッスン / 感想・レビュー
James Hayashi
副題にHow to grow old とあるが、ハウツー本とは違う。エッセイのような… 定年を迎えた男性を産業廃棄物とは言い得て妙。オッと思ったのが自分史を書く。これは自分の人生をまとめる上で必要であろう。ガールフレンドを持つもいいなあ。気持ち的に若返るし、ハリのある生活になるのでは。因みに実父は引退後、社交ダンスを始めた。80代後半で健康なのは、異性と関わっているからか?
2017/12/06
杜のカラス
このテーマの本、つい優先して読んでしまう。特に、渡辺淳一先生、いま最も好きで読んでいる。角川書店発行の20巻ものを第20巻、感動して、第1巻~現在、第4巻まで読み続ている。その好きな作家の「老い」をテーマとする随筆、ガールフレンドをつくれ、一番賛同したい、でも奥様が許してくれんだろう。次に驚くのは、70歳代になると身体がダメになる、あっちこっちが急に病気になるとの由。怖いな、死ぬのも怖いが、それ以上に、体が弱って、病気やケガが多くなるのもつらい。老いは、避けられない。それだけに、多方面から準備万端が必要
2022/07/05
ぱぁる
誰もが歳を取り、以前とは違う生き方になるのだから、覚悟しろ、心の準備が必要とのご意見。それもサラリーマンの悲哀を綴ってくださる。「どこかへ行ってきたら」と妻が言う言葉が、何度も出てくるのが面白いが。妻はそれほど頻繁に発し、夫は傷ついてるということか。最後の章になって、60歳以上を対象としてるとあり、がくっとずっこけた。
2014/04/27
じゃんけん
★★★★☆特に定年後を強調した内容になっている気がするが、ある程度年をとったら共通するテーマでもある気がする。仕事が忙しいのは困るが、適度な忙しさが緊張と生き甲斐を生み出す、暇すぎると、余計なことを考えて神経をつかれさせてしまうなんかはわかる気がする。なにげに、色々な人とくだらない話をして笑い合うことの大切さもわかる気がする。👴👴👴🧓🧓🧓
2022/06/05
立川談風
やっぱり最後はガールフレンドを作りなさいというオチが作者らしい
2021/11/26
感想・レビューをもっと見る