雪の中のアダージョ
雪の中のアダージョ / 感想・レビュー
misui
幼少の頃から身の回りに音楽があったという人によるエッセー。ベートーヴェンを聴いて音楽の持つ危険な力に恐怖した少年は、後年、父を埋葬したあとの雪の風景にモーツァルトのアダージョが鳴り響くのを聴く。音楽を聴いて生きるとはそういうことなのか、と素養があるとはとてもいえない人間としては興味深く思いながら、ピアニストや指揮者や作曲家を語る文章を、詩を読むように楽しんだ。
2010/09/09
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misui
幼少の頃から身の回りに音楽があったという人によるエッセー。ベートーヴェンを聴いて音楽の持つ危険な力に恐怖した少年は、後年、父を埋葬したあとの雪の風景にモーツァルトのアダージョが鳴り響くのを聴く。音楽を聴いて生きるとはそういうことなのか、と素養があるとはとてもいえない人間としては興味深く思いながら、ピアニストや指揮者や作曲家を語る文章を、詩を読むように楽しんだ。
2010/09/09
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