KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

人の砂漠

人の砂漠

人の砂漠

作家
沢木耕太郎
出版社
新潮社
発売日
1977-11-01
ISBN
9784103275015
amazonで購入する

人の砂漠 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

★★★★★【切なさ】をリクエストしたら、勧めていただいた一冊。ひとつひとつ丁寧に、かき集めた数多の資料の中から、使える物をより分けて精査して。細かな細かなソレを、間違えずに組み上げる。砂粒の中から書き上げられたルポルタージュ。糞尿に塗れミイラ化した兄の死体と暮らすおばあさんの死。元売春婦たちの養護施設かにた村。与那国と言う名の国。他5篇。間違えずに組み上げる、その為の設計図は何なのだろう。恋が切ないとか、思ってるなら読んでみたらいい。生きてみたらいい。まやかしに浮かれて夢見てる幸せを思い知れば良い

2016/10/03

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

☆×5.0…この本の内容はもはや古い内容となっています。ですが、その文章は胸に深く突き刺さり、取れない感じがしてきます。なんだろう、体の中にそのまま破片が残った感じというか…どの作品も「タブー」が絡むゆえにあまり取り上げられないものばかりです。私が興味を持ったのは一応女なので「棄てられた女たちのユートピア」ですね。今でこそ医療技術の進歩で梅毒を悪化させる人は少なくなりましたが昔はそうは行かないもの。春をひさぎ続けた本能が出てくるところは哀愁さえ感じました。重い文章ですが読むことが出来てよかったです。

2013/04/28

にやり2世

今だったら個人情報がどうとかで聞けないこともあるんだろうな。

2014/09/19

ゆりっぺ

1999年3月1日

感想・レビューをもっと見る