深夜特急 第2便
深夜特急 第2便 / 感想・レビュー
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
その昔のバックパッカーにとっては憧れの本ではないだろうか?第二便は混沌のアジアからから脱け出して、やっとインドにたどりつく。そもそも、ここが当初の出発点だったんだよね。風に吹かれ、偶然に身をゆだねて旅する作者は、最下層の子供たちとの共同生活を体験し、街で日々遭遇する生と死のドラマを眺める。時代が古いせいもあるけど、インドの生活はやはりインパクトがありますね。自分はこういう経験はたぶん無理だけど。★★★★★
やまこ
第一巻では胸躍らせる旅の勢いのようなものを感じられたが、第二巻は病気のトラブルや些細な勘違いで危うく警察に連行されかけたりと全体的に旅への苦悩が感じられる巻。思ったより読み進めず、旅の魅力がないと思ったけど、多分作者自身もこの辺りで苦悩しているから同じ気持ちを味わう感覚になる。旅を続けて逞しく、何かに解放されて卑しくなる気持ちをそのまま正直に書いてるのが凄いなぁ。旅を終えたときに果たしてまともな人間に戻れるか不安を抱えた旅人の最終巻の答えとは?!気になります〜。
2016/10/27
雲國斎
深夜特急第二便は、インドからシルクロードを抜けてイランのテヘラン、そして古都イスファンまで。テヘランの大道芸をする中年男は、映画「道」でアンソニークイン演ずるザンパノそのものだ。第二便も、いろいろあったなぁ…。
2021/09/29
再び読書
西旅行は西へ、バス旅行は続く。早く続きが読みたい・・・が次作が出たのは6年後でした。
たなかか
インドからアラブへ その時の気持ちで渡り歩く。生きる力がためされてるな。世界には色々な旅をする人がいて 孤独と自分に相対し続ける。ずっと旅をするってどんなんやろ
2019/11/20
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