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シネマと書店とスタジアム

シネマと書店とスタジアム

シネマと書店とスタジアム

作家
沢木耕太郎
出版社
新潮社
発売日
2002-11-01
ISBN
9784103275114
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シネマと書店とスタジアム / 感想・レビュー

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Y2K☮

神保町で買った古書。映画・本・スポーツに纏わる99編のコラム。日韓W杯の話が印象深い。韓国戦のジャッジではなく日本がトルコに敗れた要因を掘り下げる姿勢に著者の真骨頂を見た。長野の冬季五輪も懐かしい。天候に大きく左右されるスキーのジャンプはたしかにフェアな競技としての評価が難しそう。総じて忖度せず、感じたことを率直に綴っている。専門誌の記者やライターはどうしても付き合いの長い取材対象と馴れ合いがちだし、広告など大人の事情もある(いわゆる「クラブ制度」の弊害とか)。メディアの正しいスタンスを教えてくれる一冊。

2022/11/15

akira

まちライブラリー森ノ宮本。 映画と本とスタジアム取材についての99のエッセイ集。いつもはあんまり見ない棚で見つける。混んでいたせいで普段とはちがう席に座ったのだが、こういった偶然も新しい本との出会いを与えてくれた。 作家さんの読んでいる本や映画にはよく影響される。今回もいくつか触れてみようというものがあった。しかし、誰かの読んでいる本が魅力的に感じてしまうのは何なんだろう? 「いつだって本はある」

2020/07/05

ジュースの素

沢木さんの文章には独特のキッパリ感がある。それが快い。 私などがほとんど読んでいない本、観ていない映画の評価だったので、何とも言えないが、彼の中に広がる大きなバッググラウンドに裏打ちされた確かな、彼らしい評価が眩しいほどだった。

2016/05/30

oimikan

これまた映画が観たくなる本です。 沢木さん、好きだわー。

2014/06/15

mizzan72

ナナメに読んだ。じっくり読まなかった理由を自分に問えば、残念ながらここに取り上げられた書物も映画も、その九割は読んでいないし観ていないからだ。……沢木さんの文章の力にまたも立ち尽くす。読みたい本、観たい映画がまた増えちゃったじゃないか!

2014/05/12

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