広域警察 極秘捜査班 BUG
広域警察 極秘捜査班 BUG / 感想・レビュー
Lara
時代背景は近未来の設定。そして、EU に対する PU 環太平洋連合と言う組織の、広域警察極秘捜査班の活躍が、描かれる。その捜査官のメンバーに、死刑囚が選ばれる、そのメンバー組織と警察本体の関係が、今一不明瞭。後半の展開は、緊張感が増すが、結局、後編に続くようで、なんだか、尻切れトンボみたい状態。
2021/02/04
きさらぎ
相変わらずガチガチの理系作品。福田作品は私には難しすぎて頭がついていかないのに、なぜか追いかけてしまうのです。グローバルな仮想通貨の構想が壮大過ぎてイメージが沸かない。主人公の気の毒過ぎる境遇には現実味がないけど、悪役を追い詰めるところはカタルシス!
2017/03/24
あっ!chan
他国からの不法なサイバー攻撃で、トヨタが休業に追い込まれたグローバルな世界…EUだけでなくTPPやRCEPなどのさまざまな経済連携機構が組まれて世界の垣根も低くなってきた…ビットコインだけでなく様々な仮想通貨などの電子取引も始まり、アップルウォッチのようなウェアラブル端末やホログラムが人気…おまけに水素燃料車まで出くる最新の技術や話題を織り込んで殺人事件の真相を追うサイバーサスペンス、少しづつ見えてくる時間の背景、スピード感ある展開とドキドキ感で最後まで凄く楽しめました。でも本当の結末は…?
2022/03/12
tokotoko
死刑判決を受けた16才の天才ハッカーが、一転!極秘捜査班BUGのメンバーとして、厳しい制約の中、新しい人生を与えられ・・・。という、自分の日常生活とは地球と宇宙くらいの距離がある物語が展開されていました。作家さんの経験もフルに生かされていて、超工学的で未来的で・・・洗練されてます。ドンくさい私は、イメージを作るだけで必死!!でもそれだけではないのです。たくさんの人の気持ちも、太い糸や細い糸、黒い糸や切れかかった糸のように、絡み合っているのです。難解だっただけに、読み終わったときの爽快感は格別でした。
2017/01/08
茉莉花
16歳の天才ハッカーは、才能ゆえに無実の罪を負う。処罰と引き換えに、心ならずも警察の極秘組織に潜入するが、数学者の身辺をハッキングするうち、自らの冤罪事件のからくりが見えて…。
2021/03/27
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