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巴里ひとりある記

巴里ひとりある記

巴里ひとりある記

作家
高峰秀子
出版社
新潮社
発売日
2011-11-25
ISBN
9784103316114
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巴里ひとりある記 / 感想・レビュー

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バーベナ

以前、『わたしの渡世日記』を読んでいたので、なんだかホッとした。リラックスして、キャッピッとした文体で、とても可愛らしい。孤独をしっかりと楽しみましたよ、そんな感じが伝わってきて、あぁ良かった。と、本に向かってつぶやいてしまった。

2015/11/04

kiho

日本を飛び出して向かったパリ☆新鮮な空気と日々の中で、1人の女性として彼女が感じる1つ1つが生き生きと伝わってくる♪少々おてんばな物言いも飾らない人柄を伝えてくれるようで、大女優の素顔を垣間見た感じ。とても素敵でキュートな滞在記!

2013/10/15

niki

高峰秀子はもういいかな、と思ったけれど、27歳で行ったパリの日々を最後に読んで見ようと選ぶ。 楽しく明るい日々しか書いてないですね。パリの彼女の写真は丸顔でとても幼く見える。『わたしの渡世日記』ではパリの日々はつらくさみしかったと書いてあった。この本のあとがきにも「淋しいこともあったのです」と書いている。 もういろいろうんざりで「高峰秀子」じゃなくていい場所に行きたかったのだろうな。それだけ苦しかったのだろうな。そして帰国してまた沢山の映画に出演して。覚悟決めたのだろうな。かっこいいな。

2024/04/10

hitsuji023

非常に読みやすい。余計な文学的表現を使わず、素直に書かれているからだ。ただ、旅行での苦労話などはあえて書いていないとのことなので、この旅行から何十年後に書かれた「わたしの渡世日記」を読みたいと思う。きっと著者の他の本を読んでいくうちに、この本(巴里ひとりある記)の魅力がさらにあがるのでないかと思う。

2014/07/26

北の風来坊

虚構の私から逃げたい心情が分かります、斉藤さんの解説もピカイチ。

2012/06/25

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