NOTES: 僕を知らない僕 1981-1992
NOTES: 僕を知らない僕 1981-1992 / 感想・レビュー
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躍動感と高揚感に包まれていた少年時代。デビューを果たし、空高く羽ばたいていた青年時代。孤独と闘い続けた晩年。日記とも、独白ともとれる言葉から、口ずさんで歌いたくなるような歌詞。ライブやアルバムの構想やメモ書きなど、50数冊のノートが1冊の本にまとめられている。いつでも、どこでも彼は孤独であり、理解者などいないと感じていた。それは、突き刺さるような言葉の氾濫であり、泣き叫ぶような豪雨であり、誰にも止めることができない。止めることができなかった…だから走り続けていたのかもしれない。
2012/08/22
シグマ
尾崎豊直筆のノートのまま見せてくれたらもっと最高だったのに。シンガーソングライターでありながら50数冊もノートに言葉だけを編めるって分かっていたけど相当尾崎は詞に熱意を込めてたんだなと思った。そして詞を音に乗せることでまた違ったメッセージになることに全てをかけたのだと思う。
2015/10/14
マリン
読後、You tubeで尾崎が歌っている姿をみて、泣きそうになった。もう20年。すっかり大人になってしまった。私はこんな大人になってよかったのだろうか。
2012/05/17
どぴゅどぴゅお
夜、寝る前に読みつづける。何か「解読」していくように読む(読ませる)ために、なかなか読み終わらない。他人の日記をこっそり読んでいるような気になる。プライベートな記述やあまりに載せられないという記述は省いているようだが、それこそ読みたいのだが…。
2012/06/05
kanon
私の青春時代の象徴ともいえる尾崎豊。 読み進めるうちに、いろんな尾崎が見え隠れしてくる。 何かと常に戦い続けていた尾崎。 寂しがりやの尾崎。 読んでしまった後、尾崎豊という人を失ってしまった悲しみが再びおそってきて、切なくなってしまった。
2012/05/27
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