KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

かくも水深き不在

かくも水深き不在

かくも水深き不在

作家
竹本健治
出版社
新潮社
発売日
2012-07-20
ISBN
9784103324812
amazonで購入する

かくも水深き不在 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

BUBI

面白くなかった。「鬼ごっこ」も「怖い映像」もよくあると言えばよくある話。花の軛はストーカーの話で、零点透視の誘拐はちょっと面白かったけど…。最後の話のオチは…なんですかね、夢オチ? 納得いかない感じ。何を読まされたのかさっぱり分からない、っていうのだけが残りました。

2019/08/11

いたしゃん

最初の話を読んだときには、うーん?だったのですが、以降はいずれも楽しめました。「怖い映像」「花の軛」では、自分が自分でなくなるような焦燥感が凄い。「零点透視の誘拐」では誘拐のホワイダニット、フーダニットを論理的に解決する様がお見事。そして全短編を統括する最終章が見事な締めくくり。伏線が何度も登場するため、あの話かと見当は付くものの、そこに至るまでの道筋が素晴らしく、読後の脳が痺れるような余韻がしばらく続きました。

2012/10/08

外道皇帝

捕まると鬼になってしまうというホラー「鬼ごっこ」、テレビのCMから甦る恐怖の記憶「恐い映像」、ストーカーの真実「花軛」、途中で放棄された誘拐の裏側「零点透視の誘拐」。それぞれが微妙に繋がっているような印象を受ける4つの怪しげなホラーとミステリを最後の1編できれいに収束させている。ただ、きれいにまとまりすぎて最後で怖さが半減した。

2012/09/27

CCC

途中まではそこそこ面白い短篇集だくらいに思っていたら、ラストでひっくり返された。そうくるかー、と思わず苦笑い。でもそのお陰で少し好きになれたかも。ありがちなようでこういうオチ、意外と少ないんじゃないかと。

2012/10/02

KEI

なるほど!そうきたか~と思わずつぶやいてしまった。 最後まで読んでみて初めて表題の意味が理解出来た(笑) 最初から、最後まで、一気に読みたかった作品かも?

2012/09/18

感想・レビューをもっと見る