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冬芽の人

冬芽の人

冬芽の人

作家
大沢在昌
出版社
新潮社
発売日
2013-01-31
ISBN
9784103333517
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冬芽の人 / 感想・レビュー

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紫 綺

文庫本にて読了。元女性刑事がある青年との出会いをきっかけに、過去の事件を覆していくエンタ的ミステリ。真実の人生を取り戻せ!!

2015/08/14

R

面白く没入できる読書ができた。古い事件をもう一度調べて解決するというレトロなテーマなんだけども、絶妙なサスペンスとミステリ加減で、話が進むにつれ事件が大きくなっていき、真相に近づくにつれ危険が増していく感覚が強く伝わる、先が気になる小説でした。最後の敵の造詣が見事で、こういう人いるなぁと、寒気がするほど感心してしまったのである。善悪とか別に、優秀なのだが、近づきたくない人物。このキャラクタが見事でした。

2019/07/01

初作家さん。最近母がハマっているようで、よく借りてくるので、わたしも読んでみた。いったい誰が黒幕なんだ?と、いろんな人が怪しく見えてきたわりには、あぁそうだったのね…という終わり方。若い岬人との恋愛は無いほうが良かったかなぁ。なんかオバサンの願望妄想みたいで悲しい(笑)想像しちゃったからもう!例えばうちの旦那が20代の後輩女性に恋心を抱くものの、悲しくも振られる。10年後、その女性は30代になり、今度はうちの息子に恋心を抱く。やだー!やめて!!旦那はいいけど、息子はイヤだ!←そっち?(笑)

2018/05/05

タックン

始めダラダラでなかなか物語が進まず終わりは急な展開で終わった感じで中途半端だなあ。ヒロインの設定はよかったけどもっと濃いキャラでよかったと思う。ソフトな横溝正史の地縁・血縁ミステリーに警察物を合わせたみたい? やっぱ大沢さんは新宿鮫みたいなキレイレのハードボイルド・ミステリーがいいよね。

2013/05/19

むう

大沢さん、続いちゃいました(笑) ストーリーは、ちょっと都合良すぎでしょ、でしたけど、最後に明らかになる一連の事件の真相は、想像を超える大掛かりなもので、凄くビックリしました^^  主人公がか弱く見える女性で、しかし芯が強く自分の意思を最後まで貫き通すという、実は「かなり」惹かれるタイプでした (*^〇^*;) というわけで一気読みです。こういうハナシをさらっとかけてしまう著者の筆力を感じました♪ 軽い胸キュン小説をお探しの向きには超オススメですよ☆彡

2017/04/11

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