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のと

のと

のと

作家
梅佳代
出版社
新潮社
発売日
2013-04-26
ISBN
9784103336815
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のと / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

高校図書館で借りました。地元シリーズ?梅佳代さんの写真集。梅さんの写真と詩のような言葉を地元新聞に連載していたのを見ていました。ホントに素敵な人です。彼女の撮る写真の被写体の表情がとても暖かくていい感じです。ときどき出てくる白い犬は実家の犬でしょうか。おばあちゃんと一緒に部屋で寝ている写真が最高です。梅佳代さん、大好きです。

2014/06/03

ぶんこ

著者初読みで、全く知らなかったのですが小泉今日子書評集から読みたくなって図書館借り。著者故郷の「のと」での写真の数々。まるで普通のスナップ写真のようで、コメントが一切無く最初は戸惑いました。そのうち白い老犬の写真やお年寄り、小さい子から学生まで、なんだかホンワカしてくるのです。家族のアルバムを見ているような、卒業アルバムを見ているような気持ちになります。

2016/06/30

榊原 香織

のとは能登半島? らしいものは何も出てこないけど。 作者の故郷かナ? 雑種犬らしい白い犬が好き

2021/12/18

さらば火野正平・寺

写真家・梅佳代が故郷・石川県能登の人々を撮影した写真集。家族も写っているので、あの『じいちゃんさま』も写っていらっしゃる(^-^)。能登の老若男女の写真の間に良いタイミングで白い犬の写真が挟まる。普通に良い写真もあるが、やはり梅佳代、笑わされる。現実というのはそうそうスタイリッシュなものではない。しかし間抜けなものやダサいものの中で光るものがある。その光は時に美であったりするが、笑いだったりもする。客観的に突き放して見詰める事で、不細工なものから生まれる可愛さもある。雪上で大便をする犬が良い。

2015/01/18

ひめありす@灯れ松明の火

昭和から抜けだした様な老人と子供。はにかみ顔の中学生。眉毛の細い高校生。年齢不詳の大人達。撮られるのが好きなお父さん。撮られるのが嫌いなお母さん。能登が誇る世界のKOMATSU。愉快な白い犬。晴れた日の少ない曇りがちの霄。小松基地が近いから、飛行機はいつも低空飛行。謎の白装束のお姉さん達。キリコと呼ばれる夏祭り。海も山も森も、人も細く長く生きている。少し不思議で、少しクローズドな。日本が魚の形をしているから、ちょうど背びれの所にある能登半島。何度も行ったから知っている。私なら、信じられない程美しい海を撮る

2013/05/22

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