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武士喰らい

武士喰らい

武士喰らい

作家
矢野隆
出版社
新潮社
発売日
2013-05-22
ISBN
9784103340713
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武士喰らい / 感想・レビュー

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色々甚平

裏切られた侍の復讐劇。ただただ憎むべき相手たちを潰す、そのための犠牲は厭わない。鬼になる前の主人公には考えられない考え。家族を根絶やしにされた憎しみがそうさせたのもあるが、生き残ってしまったが上にそうせざるおえなかったのもあったのかも。自らを「鬼」にすることで「人」と「武士」を捨てた主人公にはその時はそれが自然だったとも思えます。戦いはゲームのように雑兵がアイコンのように爽快なほどに殺されていく。鬼を人として繋ぎ止めた包には薬師となり血なまぐさい世界から普通の世界へ戻ってほしい。

2014/05/04

007

★★★☆☆ 「鳴り止まない喝采。とめどない慟哭。本年度随一の戦国奇譚!」と帯に書いてあったので期待して読みましたが、最後まで波に乗れないまま読了。トホホ・・・。

2013/06/27

まー

大巌家重臣、津久茂直澄の聡明な3人の息子のお話。主人公は次男の小次郎なんだけど、とにかく可哀想で切なくて哀れで・・・・ただただ可哀想、最後までずっとその思いで読み終わったお話でした。この3兄弟が仲良く力を合わせたならきっとお家も盛り上がって立派におさめていけたろうに、本当に残念です。それにしても復讐とか敵討ちにかける思いの強さは本当に凄まじい物があります。

2014/11/19

ニコ

バカ殿さんが一番悪かとたい、仕えとる下々は使い捨てたい。どこかの国と同じたい、自分は安全か場所で国ば守れ!!と喚き散らす!こいつらこそが本当の鬼たい!

2015/09/14

蕭白

切ないお話でした。信じていたものに裏切られる辛さが感じられ、お話の世界ですが、本当に切なかったです。内容はそれほど深くはありませんでしたが、主人公の熱い想いは伝わったと思います。

2013/08/14

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