シェイクスピアを楽しむために
シェイクスピアを楽しむために / 感想・レビュー
usanosuke
物語の背景や複雑な人物関係を解きほぐした「あらすじ」の紹介だけでなく、著者自身が作品の舞台となった土地を訪ねた様子を紹介するなど、作品に対する知識にユーモアを交えた語りが最後まで楽しませてくれる。また、作品の紹介にも工夫がみられる。映画「ウエストサイド物語」の冒頭シーンから入る第3章の「ロミオとジュリエット」、黒沢映画「乱」との対比やトルストイのシェイクスピア批判を交えて展開する最終章の「リア王」など。現在、ちくま文庫で全巻読破を目指しているが、特にシェイクスピアが初めての方には力強い味方になりそうだ。
2014/12/04
ととむ
相変わらず阿刀田のこのシリーズは面白い。オセローとマクベスは再読だな…いつかスコットランド行ってみたい。
2015/05/08
fujiserika
ツッコミが好きです^^ リア王は実際に見てみたい。
2011/05/07
ihatov1001
ひと通り読んだつもりになっていたシェイクスピア作品。本書を読む事でまだまだ読み切れていなかったことを実感。また、生の芝居にも少し興味が出てきました。
2014/12/06
ととむ
安定の阿刀田節。リア王と黒澤映画の対比が面白い
2012/10/30
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