エロスでよみとく万葉集 えろまん
エロスでよみとく万葉集 えろまん / 感想・レビュー
keith
万葉集をエロく翻訳してイジってます。古代は今と比べて性もフリーだったようです。万葉集なんて大体が好きよ、逢いたい、待ってるわ、なんて夜のお店でおネーチャンがよく言うような歌が多いですからね。それでも万葉集に興味を持つとっかかりになりそうです。
2020/02/24
ステビア
歌の現代語訳がわかりやすくてよかった(小並感)
2020/12/13
loanmeadime
”ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜”、という桂信子の句にドキッとしたことがありますが、万葉人はゆるやかどころではなく、”人の見る 上は結びて 人の見ぬ 下紐開けて 恋ふる日そ 多き”、と著者の訳ではパンツ脱いで待っている、となるそうで、母系社会のおおらかさが万葉集には満載だそうです。永井路子さんとか恋愛を中心にした著作は二三読んだことがありますが、セックスを中心にした万葉集の話は初めてで、とても面白かったです。源氏物語と対比させているのも興味深かった。
2020/04/27
吉野ヶ里
下品な本を読もうと思って手に取ったら、しっかりした研究者のちゃんとした万葉集入門だった。読み終わったら捨てる予定だったが、面白かったため本棚に移行。上代日本の性道徳の寛容さは、女系的社会であったこと(財産が母から娘に継承されていくこと)が原因であるという考察や、万葉集を中心とした関連書の結びつきなど、古文への導入として参考になる上、語り口が適度に軽妙で読んでいて堅苦しくない。とりあえず、『催馬楽』と『万葉集』買ってこようと思いました。
2020/06/19
*+:。.もも.。:+*
でっかくタイトルが書かれているが「万葉集」だからっ!確かにいたいけな中学生の頃は「こんなに色っぽい内容を授業でやってもいいの?」なんて思ったもんだが。母系制説やBL説など説得力があって面白い。
2019/10/21
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