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あの子とQ

あの子とQ

あの子とQ

作家
万城目学
出版社
新潮社
発売日
2022-08-18
ISBN
9784103360131
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あの子とQ / 感想・レビュー

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starbro

万城目 学は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、🧛‍♀️脱吸血鬼青春譚でした。設定が著者らしく楽しく読みましたが、もう少しサプライズが欲しかった気がします。 続編もあるでしょうか❓ https://www.shinchosha.co.jp/book/336013/

2022/09/18

パトラッシュ

現代の若い娘が実は吸血鬼だった話はいくらでもあるが、今回は極めつきに奇想な設定を持ってきた。人の世で安全に生きるための儀式を控えた17歳の弓子は、見届け役である謎の生物「Q」と一緒に暮らす羽目になるのだから。恋や友情の絡むドタバタ喜劇風に始まる物語は、やがて事故に遭って本物の吸血鬼になりかけたのをQに救われたと知ったのを契機に、シリアスな青春ドラマへ一変する。恩のあるQが罰を受けると知った弓子は、何としても阻止しようと一族のアジトへ突撃する。ガラスの靴を履いた少女は大人の階段を上り、本物の勇気を知るのだ。

2022/09/25

うっちー

吸血鬼と人間との関係が面白かった

2022/09/27

はにこ

やっぱ万城目先生良いです!前回読んだのはヒトコブラクダ〜だったけど、話の振り幅の凄さよ。。吸血鬼の女の子の冒険。青春具合も程よくて、展開も引きつけられる。弓子とよっちゃんの軽い掛け合いが話をどんどん読ませる。滅茶苦茶キュンでした!←よっちゃん風。マドレーヌ婦人に次ぐお気に入り具合でした。続編希望。

2022/10/29

のぶ

明るく楽しい万城目ワールドを堪能した。事の始まりは主人公の嵐野弓子が17歳になる10日前の事。弓子の家に突然「Q」なるものが現れて、いきなり謎な展開のまま高校生活に突入し、ある事件をきっかけに怒涛の展開になる。嵐野家は代々、吸血鬼の一族だった。吸血鬼の正体を現すことなく生活しているが、「Q」は弓子の17歳の誕生日を迎えるまでの10日間、人の血を吸わないか監視に来たらしい。あらすじ紹介では本書の面白さは説明できないが、今までの万城目作品にはない要素が詰まっていた。学園ドラマとしても読める作品だった。

2022/09/04

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