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親が倒れた! 桜井さんちの場合

親が倒れた! 桜井さんちの場合

親が倒れた! 桜井さんちの場合

作家
小林裕美子
出版社
新潮社
発売日
2015-02-27
ISBN
9784103390510
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親が倒れた! 桜井さんちの場合 / 感想・レビュー

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ぶんこ

父親が脳梗塞で倒れ、自宅介護となった。母親が一人で介護し時々子どもが助けに行く。父親に認知症状が現れ、母親の負担が増えるなか、その母親がガンで倒れる。子ども達が母の胃ろうをするかでもめる場面は辛かった。それでも子どもが一緒に本音をぶつけ会えたのは羨ましかったです。母亡き後父親が施設に入るまでが省略されていたのが残念。実質的な介護と同質の大変さがあるのですが。

2017/09/04

なるみ(旧Narumi)

非常に読みごたえのある一冊でした。脳梗塞で突然倒れた70代のお父さん、お父さんが自宅に帰ってからの主たる介護者であった腰痛がある70代のお母さん、長女(旦那様、お子さん有り、専業主婦)、長男(実親介護中の奥様有り)、次女(独身、派遣就業中)が両親の介護や看取りについて忌憚なく話し合う場面が印象的な一冊でした。

2018/08/25

なるみ(旧Narumi)

再読。身につまされる一冊でした。

2020/01/29

nana&qoo

小林裕美子さんらしい、リアルさが胸に迫って苦しくなるような話でした。突然脳梗塞で倒れ、障害が残った父。急に介護の始まった母の苦悩を思いながらも、幼児の育児中で忙しい長女や、仕事が忙しい長男、次女。長女の『自分の身体が2つあれば…』というセリフには大いに共感しました。悪人はいないのに、疲労が溜まり、不満が募るプロセスも、それぞれの心の動きも、切実に感じました。介護の制度やリハビリ施設、デイサービス、エンディングノートにも触れられていて、中身の濃い内容でした。

2017/08/12

うさうさ

父が脳梗塞で半身麻痺になった桜井さんちの介護のお話。子ども3人の会話はうなずく事ばかりで、漫画じゃないと読めないだろうなあ。親が生きている事が心の支えだったのが、心の負担になってくる様子とか、何ともリアルで哀しい。

2017/02/03

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