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七夕の雨闇: -毒草師-

七夕の雨闇: -毒草師-

七夕の雨闇: -毒草師-

作家
高田崇史
出版社
新潮社
発売日
2015-06-22
ISBN
9784103393313
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七夕の雨闇: -毒草師- / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

伝説の謎解きはともかく、蘊蓄の披露をするが為にバタバタと人が死んでいく様な、毒草師のシリーズ。いえ、いつもの高田さんです。今回は七夕の謎解き。お能の井筒はいいお舞台ですよ。高田式謎解きならば、その物語の意味は正反対になる訳で……そしてその裏にはあれがある訳で……やっぱりなっていました。でも、そうなると前作ヒロインの名前が『悪魔』ちゃんとか『悲恋』ちゃん並の悪逆ネームになっちゃう訳でー!わーん、いっそタタルさんとお似合いすぎだよ!どうか末永くお幸せにー!久しぶりに会えて嬉しかったよー!!となりつつ読みました

2015/09/26

いつでも母さん

タイトルに惹かれてチョイスの作品。シリーズものだったとは(汗)しかし、これだけでも十分に読ませてくれた。多少和歌やら毒草、能や七夕に関する薀蓄が多いような気もして、読了に時間はかかったが(お陰で今、猛烈に眠い・・笑)毒草師とか解毒斎って『鬼役』ですよね?民間信仰とか民俗学の世界かなと思うものの、まだまだ奥深い日出国日本ですから実際にもいらっしゃるのでしょうね。ミステリーですが、なんたって御名形さんと西田君の咬み合わないやり取りが可笑しい。次作は読むかどうか?だが、これ・・死に過ぎでしょう(汗)

2015/08/13

ポチ

七夕の日は雨が降ればいい!2人を会わせてはいけない!会えば禍がやって来る!やっぱり七夕にも深い闇があったのですね…。QEDのタタルの方が好きかな(^^)

2017/04/22

ヘビメタおやじ

相変わらず事件そのものはオマケという感じです。またもや禁断の恋愛、2回目でしょう。七夕の探究は、お得意の産鉄民とまつろわぬ民ですが、繋がりがしっかり詰めてあり面白かったです。毒については、蠱毒までいってしまうと、陰陽師かいと突っ込みたくなります。もっと現実味のある蘊蓄を読みたいものです。

2016/03/27

yumiDON

能楽師竹河幸庵が殺された。幸庵は「…りに…毒を…」と言い残して死ぬ。警察が調べるも、毒の正体が分からない。その謎に毒草師御名形が挑む。やがて1つの殺人事件が「家」という名の因習、七夕に秘められた忌まわしい歴史へと広がっていく。これ、シリーズものなんですね。知らずに読んだけど特に問題はありませんでした。民俗学ミステリーは好きです。とにかくおどろおどろしく、古きよき日本ミステリーのようで、満足です。

2015/07/03

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