アメリカ最後の実験
アメリカ最後の実験 / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
音楽うんちく系のサスペンス?。SFではなくミステリ寄りになるのか?
2016/02/15
藤月はな(灯れ松明の火)
(辛口感想です)ロボット製作で生じる「不気味の谷」現象、名がないことで生じるアイデンティティによる不確かさ、Fate/staynightでテーマになった「偽物は本物たり得るの」などがばら撒かれているが故に物語が散逸になったような気がします。アメリカという人種の坩堝で様々なバックボーンを持った登場人物がいるのにあっさりとしか触れないのも難。特にリューイの故郷が人の精神をも変え得る音楽が一切、ない場所だから「音楽」という概念がないには『ハーモニー』の設定をちょっと変えただけだよね…。伊藤計劃の影響が大き過ぎる
2016/02/27
山田太郎
あんまりジャズ興味ないし、逃げた親父が会社の上司と同じ名前なのがいやだったが、これはよかった。なんだかんだでけっこう好きな気がするこの作者。
2016/05/06
そうたそ
★★☆☆☆ うーん……、なんだかよくわからなかったというのが正直な感想。一体著者は何を描こうとしているのか。いまいち把握しきれない自分がもどかしいなあ……。SFタッチな作品の多かった今までとは打って変わって少しミステリっぽい印象も思わせる本作であるが、音楽が全面に押し出されている作風。この作風誰かに似ているなあと思いながら読んでいたのだがいまいち思い出せない。逆に言えば今までの作品のほうが宮内さんの独自性が感じられて好きだったかな。読んでみたものの自分の中には音楽が響いてこなかった、それに尽きる。
2016/04/29
keroppi
音楽はゲーム?音楽は性?音楽は麻薬?音楽は暴力に抗うために生まれてきた?アメリカを舞台に宮内さんの音楽が、響きわたる。宮内さんは、何処へ行くのだろう?最新刊「あとは野となれ大和撫子」が図書館予約で回送中となった。楽しみ‼︎
2017/05/25
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