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田嶋春にはなりたくない

田嶋春にはなりたくない

田嶋春にはなりたくない

作家
白河三兎
出版社
新潮社
発売日
2016-02-26
ISBN
9784103399117
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ジャンル

田嶋春にはなりたくない / 感想・レビュー

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❁かな❁

お気に入りの白河三兎さんの作品を読むのは7作目!曲がった事が大嫌いで空気を読まない女子大生、タージこと田嶋春が主人公。今までの白河さんの作品とは雰囲気が違い、コミカルな日常ミステリー♪連作短編集5編入り*タージがなかなかいないくらい真面目でマイペースな女の子で個性的(´▽`*)あまりの空気の読めなさにビックリしてしまいますが(笑)真っ直ぐで一生懸命な姿にすぐ可愛く感じました♬お気に入りは「自作自演のミルフィーユ」「スケープゴート・キャンパス」「手の中の空白」です!最終章のタージがとっても可愛かったです♡

2016/06/06

takaC

とか言いながらみんな田嶋春になりたいんじゃん。ふーん。最後の話(第5章)が最初にありきなのか。初出: 肩を濡らさない相合傘「小説新潮2013年6月号」/ 自作自演のミルフィーユ「小説新潮2014年2月号」/ スケープゴート・キャンパス「小説新潮2014年5月号」/ 八方美人なストライクゾーン「小説新潮2014年9月号」/ 手の中の空白「小説新潮2013年2月号」

2017/04/17

みかん🍊

正義感が強すぎて正直、空気が読めない、そんなタージは当然大学で浮くそして嫌われる、こんな人間が身近にいたら確かに鬱陶しくて面倒かも、でも嫌いじゃない、人間を信じて、鋭い観察眼で周りを見抜き困っている人を助ける、こんなタージだから周りを少しずつ変えていく。思い込みや言葉の綾でのミステリテイスト、最後にあの観覧車とあの人が出てきたのはびっくりでした、面白かった。

2016/04/19

そうたそ

★★★★★ 史上最高に鬱陶しい主人公誕生と書かれているが、まさにその通り。しかも言うことがいちいち正論ときているからたまったものではないだろう。だが裏を返せば誰よりもまっすぐなだけであるのかもしれない。そんな主人公田嶋春ことタージを描く青春ミステリ。読み進めていくうちに田嶋春という人物がどんどん嫌いじゃなくなり最後には好きになってしまうのだから不思議である。彼女の直向きなまでのまっすぐさは、そんなふうに「なりたくない」というよりも「なれない」という意味合いの方が強いんじゃないだろうか。

2016/06/29

kotetsupatapata

星★★★☆☆ 正しい事は正しいと言い、決して信念を曲げることなく、正真正銘のゴーイングマイウェイ 心底面倒臭いけど、何故か憎めない田嶋春のストーリー。 皆避けて嫌いになろうとするんだけど、結局彼女の思い通りに事が進んでいくのは計算ずくか? それとも才能? 読んでいてもしかしたらイライラするのかなと思いきや、意外な結末にスッキリ でも最後は好きな人と結ばれたんだね✨

2018/11/02

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