KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ワンダフル・ワールド

ワンダフル・ワールド

ワンダフル・ワールド

作家
村山由佳
出版社
新潮社
発売日
2016-03-22
ISBN
9784103399513
amazonで購入する

ワンダフル・ワールド / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ミカママ

久しぶりの村山さんは、やっぱり村山さんでした(*・ω・*)ポッ『バタフライ』は、身につまされた。「これが最後の恋愛になるってわかっているから、貪るよりも尽くしたくなっちゃう。」と言いつつ、年下の美しい男に惹かれてしまう自分を自己肯定します。男子諸君、モテたかったらやっぱ水泳ですね、水泳。ふふふふふ。

2016/05/23

❁かな❁

特別な香りに纏わる大人の恋愛短編集*久々の村山由佳さんの作品。とても読みやすかったです♡村山由佳さんの作品を読むのは4作目。この作品は、ほんの少しだけ官能的ですがピュアな透明感もあり楽しめました♡「アンビバレンス」は『あの街で二人は』のアンソロジーで既読。どのお話も良かったですが特にお気に入りは「バタフライ」。ウルウルでたまりませんでした♡「これが最後の恋になるとわかっているから…」とか切なかったです。「オー・ヴェルト」や「サンサーラ」の不思議で幻想的なお話もまた違う雰囲気で良かったです*お気に入り♡

2016/05/28

starbro

村山由佳は、新作中心に読んでいる作家です。香りをテーマにした恋愛短編集。あまりワンダフルな内容ではありませんが、オーソドックスな大人のラブ・ストーリーでした。オススメは「バタフライ」です。

2016/05/22

おしゃべりメガネ

多数の名作を書かれている村山さんですが、実は私が読んだのは4作品だけで、いずれも長編であり、短編は初となります。思ってた以上にハマり、アッという間に読み終えました。「ペットは家族」の思いを存分に綴った作品や、女性としての'誇り'をしなやかに描いた作品など、男性作家さんではなかなか書くことのできないステキな雰囲気の作風で、しっかりと楽しませてくれました。個人的には昔の彼でもあり、同級生との再会を描いた『オー・ヴェルト』やオトナの女性だけがもちえるオンナゴコロを描いた『バタフライ』が好きな作品になりました。

2018/08/26

優希

面白かったです。色々な形の恋が詰まっていました。静かに流れる5人の恋。大人の恋でありながら、夜の似合う雰囲気はなく、ただ切なさだけを感じます。普通の恋愛とは呼べないかもしれないけれど、純粋な愛情と安心感を香りと共に届けてくれます。淡々とした美しさの漂う世界が心地よい。雰囲気のある作品でした。

2016/04/06

感想・レビューをもっと見る