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中国の鳥人

中国の鳥人

中国の鳥人

作家
椎名誠
出版社
新潮社
発売日
1993-07-01
ISBN
9784103456070
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中国の鳥人 / 感想・レビュー

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ぷかきょん

久々の椎名作品。 独特の世界感がありますが、個人的には好きです。 先見の明を感じました

2018/11/03

にやり2世

そうか、つじつまが合わなくていいのか。先にあとがきを読んでおけばよかった。超常小説の読み方を教わって頭の中が整理されそう。

2016/11/10

Fukigobou

90年代前半の短編作品集。以前筒井康隆氏のSFを乱読していた私にとってはシーナさんがこの頃に似たような不条理、ドタバタの作品を執筆していたなんて全く知らなかった。「たどん」のタクシー運転手とお客の不条理ドラマは最高にオモシロイ。「月下の騎馬清掃団」のシュールなドタバタ、「蚊無し川」のそろりそろりとやってくる不気味さもいい。古いSF作品を何冊か読んで遅ればせながらシーナさんの新たな魅力を発見。

2014/02/26

選り草

過去に図書館で借りた事を忘れて、再度借りてしまった本。 中国の鳥人。アシスタントの中国人が貴様~と訳のわからない日本語をしゃべる。最初のトイレの描写がトラウマ気味。 ちくわ。飲み屋で暴れる癖の悪い作家の話。奥さんに送った色紙の詞がナンセンスで好き。 月下の騎馬清掃団。深夜に馬に乗り嵐のように訪れ、家の掃除をして帰っていく清掃団にあたふたする。 スキヤキ。戦争から帰ってくる夫のために、スーパーまでいってくる話。平凡さの中に異常さが混雑する。私的には、これぞ椎名誠と言う内容。

2024/03/01

xxnikomartxx

読み始めてすぐの期待を裏切る短編群、発想は好きだが新人作家の短編を読んでいるようで、なんだかなーと一人ごちた。短編中、中国の鳥人や蚊無し川などはまとも、というかしっかり書こうとしている作品で、鯨女などは飽きてやめた風。飽きてやめた風というのは、唐突に説明的になり終わるからそう感じるという話で実際はもちろんそうではないだろう。 作品に流れる摩訶不思議な雰囲気は昔の世にも奇妙な物語を思い出させる。神話的な何か大きなものに対する愚鈍な人間が書かれているからだろうか。人間はパキパキです。 個人的に気になったのは椎

2010/01/24

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