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ライムスター宇多丸の映画カウンセリング

ライムスター宇多丸の映画カウンセリング

ライムスター宇多丸の映画カウンセリング

作家
宇多丸
出版社
新潮社
発売日
2016-11-30
ISBN
9784103505617
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ライムスター宇多丸の映画カウンセリング / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

勝手に「ししょー」と呼んでいるライムスター、宇多丸氏による映画カウンセリング。相談者に真摯に向き合い、相談者の勘違いや無自覚の高慢さにツッコミや苦言を入れつつも相談者の願いに添う映画を紹介する姿は映画や人間への愛に溢れているようにも感じます。しかも本書の最初の悩みが「カツラを外す時」で『スーパーマン』のレックス・ルーサーを取り上げるなんて最高でしょ!しかし、同じ映画もいっぱい、紹介されていて「あ~、ししょーはこの映画が好きなんだ^^」と微笑ましくなったり。ししょー、これからもついていきやすぜ!

2017/07/11

d3

「オススメの映画ある?」 映画好きが最も困惑する質問だ。その時々のコンディションで「いま観たいな」と思える作品は異なるものだからだ。 本書では人生相談の形を取り入れて、「そのようなお悩みをお持ちならば、このような映画はいかがでしょう?」と、映画に関して膨大な知識量をもった著者がレコメンドしてくれる。 映画鑑賞とは正論を受け入れることではない。物語のなかで間違った人たちを客観視することで自分の抱える問題に気づき、向き合える機会を持つことなのだ。 自分では選ぶことのなかった作品と出会う楽しみが味わえた。

2024/06/24

Y

映画は自分の状況によって全然違う感じ方をするから、その時の自分にとって最上の名作であっても別の機会に知っていたらそれほど感動しないかもしれないから、映画は縁だという話に首が折れそうになるぐらい頷いた。あと自分でこういうのが好きだと思って選んだ作品だけを読むんじゃなくて、思いもしないものに想定外の発見があるから、色んな作品に触れるべしという話にも共感の嵐。宇多丸さんの映画の知識量がすごいのは勿論回答が素晴らしくて、最後の相談には感動さえした。最後の相談を読むだけでも本書を読む価値ある。いや全部読む価値あり!

2017/08/31

akihiko810/アカウント移行中

宇多丸がお悩みに対し「こんな映画がありまっせ」と映画を引き合いに答えていく本。印象度B  漫画雑誌コミックバンチ連載だからか、深刻な人生相談ではなく「子役が嫌です」「水が怖いです」「なぜヤンキーがモテるんだ」などの他愛もないものばかりなのがもったいない。が、宇多丸の膨大な映画知識には舌を巻く。素直に凄いと思った。 あと、読メによるとこの本は再読らしいが、まったく覚えてなかった

2022/08/22

ばんだねいっぺい

 映画の引き出しの多さもさることながら、一生懸命答えようとするところに感じるものがあった。茄子って、続編出てたのか。男と女の友情のくだりについては、同じ意見でした(笑) 全部アリという。

2019/01/19

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