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春待ち雑貨店 ぷらんたん

春待ち雑貨店 ぷらんたん

春待ち雑貨店 ぷらんたん

作家
岡崎琢磨
出版社
新潮社
発売日
2018-01-22
ISBN
9784103515111
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春待ち雑貨店 ぷらんたん / 感想・レビュー

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寂しがり屋の狼さん

子供を授かれない人。耳たぶがない人。何ら欠けたところのない完璧な人なんてきっとこの世にいなくて、たとえ外からではわからなくても、誰しも体や心のどこかにいびつなものを抱えながら生きている。そうやって、自分という人間とともに歩み続けている【文中より】ターナ症候群については、よく知らなかった。彼女の作る雑貨からは夢と勇気が貰える気がする。

2019/05/08

ダイ@2019.11.2~一時休止

舞台がオーダーメイドのアクセサリーショップの日常の謎系?。タイトルや表紙での予想とは違い、ちょっとブラックな話が多いです。

2018/02/11

初雪ハロー

あっという間です。

2018/08/16

のっち♬

アクセサリーショップを営む巴瑠と恋人の一誠を中心とする連作ミステリー4編。作風・舞台共にタレーランを踏襲しているが、色調はかなり暗めで活気に欠ける。これは難病を抱えたヒロインをはじめ、全編に渡って登場人物たちのコンプレックスに焦点を置いていることに起因する。うち3編が恋愛絡みで、『クローバー』なんかは本当にどこにでもありそうな日常系の話。今回はミステリーとしての体裁にさして執着していないようで、この点はどれも小粒な印象。後半2編はかなり理不尽な話で後味もややビター。春はやはり冬の先にしか待っていないのだ。

2022/01/19

hiro

人に言えない秘密を持ったアクセサリー雑貨店「ぷらんたん」の女性店主・巴瑠が主人公の連作ミステリー。男女関係の関するものや、「ぷらんたん」に対する嫌がらせなど日常の謎というには少しダークな謎を巴瑠が解いていく。岡崎作品は、『珈琲店タレーランの事件簿』以外にも新米ベルガールやお寺の双子探偵が主人公の作品や、シェアハウスが舞台の作品も読んだが、やはり京都を舞台にした作品が断然面白いと思う。『珈琲店タレーラン』とともに、この先の巴瑠と一誠のことが大変気がかりなので、『雑貨店ぷらんたん』の続編も期待する。

2018/09/24

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