あなたはここで、息ができるの?
あなたはここで、息ができるの? / 感想・レビュー
徒花
ビミョー!脳みそ垂れ流しの女の子と青い顔の宇宙人によるタイムリープものの圧倒的恋愛小説なんだけど、いかんせん前編を通じて勢いだけで生きてるJK調の文体で進むのと、時系列がバラバラな構成のために全容を把握して世界観に没入するのが一苦労。終盤になるとようやっと宇宙人の意味がわかったりして。ただ、真剣に恋する女の子の心情がドバダァっと書かれてるあたりはキュンキュンしたりして、この勢いは嫌いじゃなかったり。
2020/05/09
❁かな❁
すごかったぁ。切なくて泣いてしまった。愛だなぁとすごく思った。竹宮ゆゆこさん初読み。最初の場面から大変なことになってて衝撃的。20歳の女子大生、邏々(らら)。死を覚悟した後に何が起こるか…。タイムループものなのとラノベっぽい語りが苦手な方もいるみたいだけどわかりやすく親切に描かれていたのでとても読みやすかった。どうしても変えたい未来に向けて何度も繰り返す物語。健吾の熱い想い、邏々の愛に涙。ママの気持ちもわかり泣いてしまった。好き嫌いはっきり分かれそうだけど、とても純粋な愛を感じる作品。他の作品も読みたい。
2021/06/26
sayuri
竹宮 ゆゆこさん初読み。『絶対、最強の恋愛小説』と言う内容紹介に惹かれて手にしたものの、冒頭から良く解らず、途中でタイムループ物だと気付いたが、幾度となく宇宙人が登場したり最後までさっぱり理解出来ないまま読了しました。主人公は神宮女子高校に通う観波邏々(かんなみ らら)単純に言えば邏々と健吾の切ないラブストーリー。171ページと短めの作品で、会話中心の文章なので決して読みづらいわけではないけれど、独特の世界観に付いて行けず、残念な読後感となりました。ライトノベルの様な作品でSF系は苦手だと改めて実感した。
2018/12/13
ひらちゃん
勢いで突っ走ってしまった感あり。死の瞬間って走馬灯が駆け巡るって言うけどこれはそんな一瞬ではないかな。宇宙人が出て来た時点でSFか?とも思ったけど、決してタイムリープではないし(というか夢って言ってる)恋愛小説だったのだろう。何にしても理解力が足りなかったのか、うーんて感じでした。
2019/01/04
☆ゆう☆
一読では理解しきれない。つくづく彼女の作品は奥が深いと思わされた。宇宙人と例えてしまうのが、竹宮ゆゆこっぽい。
2018/11/11
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