この素晴らしき世界
この素晴らしき世界 / 感想・レビュー
きみたけ
ちょっと息抜き😅著者はお笑いタレント東野幸治。週刊新潮2017年から連載の「この素晴らしき世界」を加筆・修正し再構成した一冊。吉本に所属している芸人のアクの強さは半端ではなく、30年以上お世話になった吉本の芸人さんの中でも奇人変人名人凡人のエピソードの数々を紹介。テレビ局の楽屋や食事の席などであふれ出るネガティブな言葉、誹謗中傷、聞くに堪えない悪口が好物だそうです。あとがきでキングコングの西野が東野幸治の「実力」を語っています。ドッキリGPを見る限り、その「実力」がいかんなく発揮されている気がします😆
2023/07/15
さらば火野正平・寺
ご存じ東野幸治による吉本興業(奇人?)芸人列伝。週刊新潮連載時にいくらか目を通してはいたが、まとめて読むと圧巻である。本当にどうかしている人もいるのだが、感動させる人もいて、改めて努力と勤勉は美徳であると、東野幸治の本に思わされるとは思わなかった。もちろん笑って読める軽めの1冊で、お笑いが好きな人なら知らない人はいないラインナップである。各章の最後には、取り上げられた芸人自身による近況が掲載されており、その中には「カラテカ入江」の名も。入江さんも自分の人生と戦っているのだ。必読とまでは言わないが、お薦め。
2020/03/13
鱒子
図書館本 東野幸治さんが31人のアクの強い芸人さんたちを紹介したもの。中堅から大御所まで、わたしの知らない芸人さんが1人もいなかったのは嬉しい。切なかったり破天荒だったりするエピソードの数々、ゲラゲラ笑いながら読みました。東野さん自身も「明石家サンタ」に電話をかけ「東野幸治です」と名乗っただけで、さんまさんからベルを鳴らしてもらった事がある不幸な逸話の持ち主。いろいろなエピソードがきっと有ると思います。ぜひ自伝を!
2020/07/21
kou
芸人達はネタだけじゃなく、生き様が面白いことが良く分かる一冊だった。ノンスタ石田の事がさらに好きになった。
2020/06/18
キク
東野幸治が31人の吉本芸人を語る。メディアでは伝わらない芸人たちの生き様を教えてくれる。「優しさと狂気の狭間で踊る男、藤井隆」「執念と愛に満ちたコンビ、宮川大助・花子」「何事も用意周到な男、山里亮太」もうタイトルだけで読みたくなる。そして実際に面白い。最後はキンコン西野が東野幸治を語る。タイトルは「東野幸治という『実力』しかない男」優しさや協調性は皆無で、ブンブンと腕を振り回しながら道の真ん中を歩く東野を「今となっては『人間』として残っている部分は外見だけで、中身は黒色の何かです」カッコいいな、本当に。
2023/03/31
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