KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

オルタネート

オルタネート

オルタネート

作家
加藤シゲアキ
出版社
新潮社
発売日
2020-11-19
ISBN
9784103537311
amazonで購入する

オルタネート / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

以前から気になっていた加藤 シゲアキ、初読です。直木賞の候補作発表前、発売直後に図書館に予約したので、早めに読めました。第164回直木賞候補作1/6です。本書は、料理×高校生限定のSNS(オルタネート)×音楽の青春譚の佳作でした。アイドル作家にしては文章が巧みですが、直木賞受賞までの勢いを感じませんでした。出版社も新潮社なので、受賞はないと思います。 https://www.shinchosha.co.jp/alternate/

2020/12/21

bunmei

直木賞候補作品ということで、加藤君の作品を初読み。新時代に生きる高校生の恋愛や友情、夢に向けての世界観をリアルに写しとった青春群像劇。そのベースが高校生のみが利用できるマッチングアプリ『オルタネート』。そんなアプリを媒体とした構成は、令和ならではの視点とも言える。但し還暦迎えた自分にしたら、最初から「フロウ・オルタネート・コネクト」と横文字が飛びかい、人物名も突飛で、アプリ頼みの短絡的な恋愛観も、なかなか寄り添えなかったかな。それでも、最後は、それまでの伏線を上手に回収していた。

2020/12/28

うっちー

三者が一つに集約、特に後半はどうなるのかとサスペンス要素も。直木賞獲得なるか。他の作品を読んでいないのでわかりかねます

2020/12/22

ウッディ

料理コンテストでの優勝を目指す蓉、高校を中退し、かつてのバンド仲間ともう一度、演奏することを夢見て上京する尚志、オルタネートの遺伝子マッチングで最高の相手を見つけようとする凪津の3人の若者を描いた群像劇。「ワンポーション」で勝つための戦略や創造性あふれる料理の数々、マッチングアプリに頼り、気持ちを置き去りにした高校生など、舞台設定は面白く、各々の素材は良かったが、全部を詰め込んだために焦点がぼやけたような気がしました。。高校生にとって必須のオルタネートというアプリの魅力が伝わってこなかったのも残念でした。

2021/10/14

Makoto Yamamoto

初読みの作家さん。高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。 全国配信の料理コンテストで起きた「悲劇」の後遺症に思い悩む蓉、「絶対真実の愛」を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津、「亡霊の街」から逃れ音楽家の集うシェアハウスへと潜り込んだ尚志の三つのストーリーが同時進行。実際の高校生がこの小説をどう感じる? 面白かったので、他の作品も手に取ってみたい。

2021/03/08

感想・レビューをもっと見る