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国道16号線: 「日本」を創った道

国道16号線: 「日本」を創った道

国道16号線: 「日本」を創った道

作家
柳瀬博一
出版社
新潮社
発売日
2020-11-17
ISBN
9784103537717
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ジャンル

国道16号線: 「日本」を創った道 / 感想・レビュー

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はっせー

私の地元に通っている国道16号。いつもお世話になっている16号の歴史から日本を見る作品。少し色んなものと繋げすぎ感があるがそれでも面白い作品であった!国道16号は関東にとって大事な道であり歴史が深い。源頼朝が挙兵したときに使った街道がいまの国道16号の前身であり近代の殖産産業を支えた。戦後はやはり音楽文化を育てた。ユーミンをはじめ国道16号にゆかりのある方が多く活躍している。日本一渋滞する国道16号がもっと好きになるほんになっている!少しでも興味を持った人はぜひ読んでみてください!おすすめできます!

2021/06/20

ばう

★★★ 国道16号線。住んでいる県内の16号は時々通るけれど、改めて注目すると、そう言えば東京湾をぐるりと囲んで一周するすごい道路ですね。いつも渋滞する道路、というイメージしか無かったけれど大学、城、貝塚、(戦前までの)飛行場と色んな施設がこの16号線沿いに広がっているらしい。旧石器時代から現代までの歴史、地形、文化、産業と様々な面から論じるとても興味深い一冊でした。

2023/03/09

おかむら

東京の周辺部をぐるっと囲む国道16号線。ロードサイドの店が全部同じ、とか、マイルドヤンキーの生息地、とか、なにかこう イケてないイメージですが、そんな16号の地形歴史文化を熱く語る本。ちょっとブラタモリ臭? 元八王子市民なので楽しく読んでたけど、著者の16号愛が強すぎて?こじつけがやや鼻白む思い。深谷(渋沢栄一絡み)まで16号周辺に入れてたりはなあ…。あと千葉方面が薄い。ユーミンいないからか。ジャガーさんがいるじゃないか。

2021/03/20

禿童子

三浦半島の小網代の森という「小流域」の自然環境をモデルにして国道16号線という神奈川・東京・埼玉・千葉をつなぐ環状道路が生まれた歴史と、生糸輸出に果たした役割、さらに米軍基地から派生した戦後の音楽シーンの中に位置づけるという盛りだくさんの内容が語られている。モスラあり、『翔んで埼玉』あり、郊外住宅地の高齢化の逆説あり、近隣住民としてはアルアル話で面白かった。一種の郷土史本?

2022/10/13

yyrn

全長326km。関東圏をぐるりと取り囲む国道16号線は丘陵地帯の縁を走り、都会と自然が残る郊外の境という絶妙な位置にあって、その沿線は両方の魅力が堪能できる素晴らしいるエリアである、ショッピングモールが廃れてディスカウントショップだらけになっても、高度経済成長を支えた数々のニュータウンが超高齢化社会の到来でゴーストタウンになりつつあっても、見よ、コロナ禍の世の中で見事に復活しつつあるではないか!などと様々な切り口でそれぞれの歴史と意義を教えてくれる本。ただ16号線を愛するあまりか、なんでもかんでも⇒

2020/12/22

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