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トットひとり

トットひとり

トットひとり

作家
黒柳徹子
出版社
新潮社
発売日
2015-04-28
ISBN
9784103550075
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トットひとり / 感想・レビュー

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優希

様々な黒柳さんのエピソードを知ることができました。半世紀以上にわたる芸能界で過ごしたからこその出会いや裏話などが興味深かったです。タマネギヘアが地毛というのには驚きましたね。飴などを仕込んでいるというのは聞いていましたが。そういえば先日の『徹子の部屋』で中村勘九郎さんが息子さん2人と一緒に出演したとき、頭から飴を出していて、噂は本当だったんだと。勘九郎さんも「初めて見た」とおっしゃっていました。

2017/03/03

あん

向田邦子さん、沢村貞子さん、渥美清さん、森繁久彌さんなど、昭和の大スターを見送ってきたから、『トットひとり』なんですね。人と人の繋がりがとても愛おしくなるエピソードがいっぱいです。涙が止まらない箇所と、思わずクスッと笑ってしまう箇所がある、黒柳さんの優しさが溢れるエッセイでした。

2015/06/15

kinkin

黒柳徹子さん、テレビ創世記からずっと活躍してマルチタレントぶりを発揮し続けている。思い起こせば私の子供時代、「ちろりん村とくるみの木」「ブーフーウー」などでお世話になっているのだ。彼女の早口も近年はさすがに衰えてきたように感じるがそれでも「徹子の部屋」では頭の回転も速い。今までに何人ぐらいの人と話して触れ合ってきたのだろう。日本にジャイアントパンダを紹介したのは彼女だったことを近年知った。とにかくエッセイや話のタネには事欠かない方だろう。図書館本

2019/11/10

ドナルド@灯れ松明の火

予想していた以上にいい本だった。TV創成期から活躍されてきたTV界の生き字引だと再認識した。回顧している方々は皆著名な方で、知られざるエピソードもあり楽しく読めた。中でも向田邦子さんとのかかわりが素敵だった。でも仲の良かった方々は殆ど亡くなられていて、きっと徹子さんは寂しいだろうなと感じた。 お薦め

2016/03/29

美登利

天性の明るさで人を惹きつける黒柳さんには、とても人間味の溢れる先輩俳優さん、友人たちが多い。これまでに書いてきたエッセイとダブる部分も多かったけれど、次々とその芸能界の母と兄、姉と慕った人々を亡くし辛い何年かが続いたようです。でも最後までその人たちと交流して最期を看取るような親密さは、徹子さんの心根の優しさを誰もが頼りにしていたからでしょう。気が利くけれど少し抜けていて彼女。そんな愛される素質を産まれた時からお持ちです。どんなお偉い方の懐にもスルリと入り込んでしまう、徹子さん。本当に1人は寂しいですね。

2016/03/21

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