いまそこにいる君は: 十字路が見える
いまそこにいる君は: 十字路が見える / 感想・レビュー
あすなろ
考えたとおりのことをやった私は、十字路を真っ直ぐに進んだのだ、と思っている。敬愛する北方氏が少し回顧しているエッセイ第2弾。俺を嗤いたければ嗤え、という北方氏が見える様だ。君が、どんなふうに生きていようと、創造物があることは、忘れるなよ。それは必ず、いつか君を救ってくれる。これは昔から変わってないですね、北方先生。いつもエッセイではこれを語られる。これはきっと、北方先生の原動力の大きな構成力の1つなんだろう。未読の大作を読まねば!
2016/07/19
starbro
北方謙三のエッセイ、十字路シリーズ第二弾です。北方謙三のイメージ(ビジュアルも中身もハードボイルド)じゃない内容(スマホをトイレに落とした話等)のエッセイの方がやっぱり面白いですネ。赤いオープンカーに乗った石原裕次郎からサインを貰った話は、真実でしょうか?そうだとすると素晴らしい星の下に生まれた何か持っている人間なんとだと思います。最近の週刊新潮の連載なので、最近堂々完成した大水滸伝シリーズにも触れています。ファン必見のエッセイです。
2016/07/17
黒猫
北方謙三さん、すいません。あまり面白くありませんでした!お金無駄にしちゃいました。しかし、ヘミングウェイの短編集が出てきて面白そうだったから読みます。私は、あまり熱い人間じゃないから北方謙三さんのような気持ちはあまりよく理解出来ません。世界も違いすぎて。うん。ただ、最後の「君も変わってみないか?」ってとこはちょっと響いた。でも、その台詞は帯に載ってたからやっぱりお金もったいないと感じた。すいません。
2016/09/14
Sato
おじいちゃんになってもブレない男臭さ。とにかくいろいろなジャンルに造詣が深くて、好きなものは好きとつき詰める感じが伝わってくる。例の長編の3部作が終わりに近づいた心境もあり楽しく読めた。そろそろ自分も続きを完了させ味わおうかなと。
2019/02/18
浦
前回は旅の話、今回は映画と音楽が多い。人の話もあった。この頃は50巻を超えた水滸伝シリーズを書き終え、虚脱状態みたいだ。北方さんでも行き先が分からなくなって、老け込むこともあるのだ。しかしまた歩き出す。僕は?
2018/04/09
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