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荒野に立てば: 十字路が見える

荒野に立てば: 十字路が見える

荒野に立てば: 十字路が見える

作家
北方謙三
出版社
新潮社
発売日
2017-06-30
ISBN
9784103562146
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荒野に立てば: 十字路が見える / 感想・レビュー

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starbro

北方謙三は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本作は、真剣でハードボイルドなエッセイ集です。大水滸伝シリーズ全51巻を完成させた充実感が漂います。夏樹静子の葬儀に因んだ『いつかここで泣くのだろう』と船戸与一の晩年を描いた『いつまでも腐らないものはある』がオススメです。北方謙三とヒラリー・クリントンが、同い年で同じ誕生日だと初めて知りました。

2017/07/23

あすなろ

作家の訃報に接することが多く、弔いの読書をどれぐらいしただろうか?と始まり、北方節のエッセイが始まる。前回北方翁とした感想を僕は書いた覚えある。今回は少しまた翁部分が進んだか?でも、今年よりチンギスハーンの連載開始した北方翁の文書は、変わらず刺激に満ち、青年期と変わらず僕を刺激する。例えば、故郷とはなんなのだろう?と。すると、どこかかすかな痛みも伴う、と。老いぼれ犬シリーズのロンソンライターは懐かしい。そして、迷っているとき、人は本当に生きてはいない。迷いが、常に人生を左右する。迷うのは、ひと時でいい、と

2017/08/21

akira

図書館本。 エッセイ。なかなかおもしろかった。水滸伝などの読本を読んでいても北方先生の話は面白いなと思ってた中だったので、とても満足。あと2冊くらい見つけてるのでそちらも楽しみ。 自分が知らない経験が多くある。そういったものに触れたくなるとき小説も読むが、エッセイやドキュメンタリーで語られるもののほうが入ってくる。新しいことには意識的でないと向かわないようになりつつある。少しだけでも変化のある方向へ。 「この億劫というやつ、なかなか厄介だ」

2018/07/23

映画と旅の話が中心だが、以前と比べて、老いを感じる所が多い。健康面にも変化が出ているようだ。チンギス紀を書き終えるまで頑張ってほしい。年は違うが老いに逆らうのは僕にとっての大テーマ。人ごとではない。

2018/04/15

りょうけん

気取った本であるが、偶然にも良い言い廻しを見つけた。 本文174ページ 『記念品として切符を残していたはづだが、・・・どこかに紛れ込んでしまったのか。まあいいさ、記念品などに、大きな意味はない。それを遣った、ということが大事なのだ。』 いいね!(^o^)

2017/07/25

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