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ミカドの淑女

ミカドの淑女

ミカドの淑女

作家
林真理子
出版社
新潮社
発売日
1990-09-01
ISBN
9784103631033
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ミカドの淑女 / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

下田歌子自身の心情描写はなく、スキャンダルが進行していく過程と並行して、周りの登場人物が彼女をどう見ていたかが描かれていく。インチキ予言師に見えた飯野の幸徳秋水に対する預言が当たっているのが何とも。

2004/09/02

さざなみ

明治という時代を動かした主要人物を下田歌子という女傑にからませ興味深く描かれた読み応えのある小説であった。 林 真理子という作家がほかにどのようなジャンルの小説を書いているのか 興味がわいた一遍でもありました。

2015/04/05

じゅんぷう2000

林さんの時代物、初めて読みましたが、とてもわかりやすかったです。下田歌子という人物を通して、明治時代の有名な人々が登場してくるのが、面白かった。また、ラスプーチン、飯野吉三郎の事など、知らなかった史実を知ることができて勉強になりました。

2014/01/04

やまゆ

才女下田歌子が妖婦といわれたことで、関わりを持った男たちが振り回されている。当の歌子自身の描写はほとんどなく、周囲の反応だけでその人柄が浮き出されているのにハッとさせられる。林真理子ならではの書きっぷり。

2012/08/09

にやり2世

単なる愛人でもなく、男を利用するだけでもなく。イメージと違ってキャリアウーマンで気高い女なの?これ実話なのかなぁ。

2014/10/02

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