貴種と転生・中上健次
貴種と転生・中上健次 / 感想・レビュー
ra0_0in
最初の2、3章を読んで放置していたので、何が書いてあったか思い出せない・・・。柄谷が評価していて、書評していたのを読んだので手にとったのだが、四方田らしくリサーチの行届いた好著だったと思う。中上健次が村上春樹よりエライ、というのはこの頃に確立したと思うのだが、柄谷も四方田も文芸批評から退いた今、中上の評価はどう変わったのだろう。
2013/10/23
ねこはこね
冷徹な論理進行が青白い熱を放っている。/高山文彦の「エレクトラ」と並べて置きたい。/蛇婬、岬、枯木灘、紀州、鳳仙花、重力の都、千年の愉楽、熊野集、地の果て、日輪の翼、異族、奇蹟、軽蔑などへ言及している。
2013/05/19
aquirax_k
中上論の中では一番好きかな。渡部さんのも面白いけど。
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