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ハイスクール1968

ハイスクール1968

ハイスクール1968

作家
四方田犬彦
出版社
新潮社
発売日
2004-02-26
ISBN
9784103671046
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ハイスクール1968 / 感想・レビュー

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fseigojp

筑波大付属駒場高校の前身の高校に通っていた著者の青春記 15歳ころからフリージャズをやってる新宿の喫茶に入りびたり、高校三年間の数学を中学で終え、つまんないから文系に鞍替えしたと豪語 いやあ、ある意味爽快

2015/07/10

Sumichika3

「不可能な夢」とでもいうべき形容非矛盾な、或いは形容矛盾な、イマジナリーな存在論的範疇を仮定すると、本書を読んで感じた羨望はその範疇に帰属せしめることができようか。とはいえ、作者固有の実存性自体は、書かれることで固有性を超え高校生の経験として限定的な普遍性をもつものかもしれない。さらに時代性を超えた相対化が可能なら、不可能な夢という構成は、断片的には通約可能な経験へと質的に転化したともいえるかもしれない。その意味で両義的な価値を感じるとはいえる。『グロテスクな教養』での高田里恵子氏の痛烈な批判あれど。

2015/07/14

takao

ふむ

2022/12/01

パヤパヤ

高校生全共闘の挫折感から工場でプロレタバイト、という要点ばかりを知って一瞬眺めたら万引きする気が失せ、読んだ気になっていた本書。今回敢えて取り寄せ読めば。これ冗談ですよね四方田さん。バリ封って、外部者が作ったという自分と何の関係もなく誂えられた流行のバリケ-ド内数時間いたというだけの話。食べ物をとりに一旦帰宅し再び戻れば他の生徒も帰宅し、後はみな遅かれ早かれ個々の高校生活に戻ったって、そんな逸話にどうして「挫折」出来るか。冗談ぶりがボウルズ自伝「止まることなく」彷彿とさせるとか云ったら褒めすぎだしな。

2013/09/22

よしだ まさし

四方田犬彦『ハイスクール1968』新潮社を読了。 1968年に高校生となった著者が、自分自身の高校時代を描いた自伝的小説…かと思ったら、あとがきに「エッセイ」とある。「エッセイ」じゃないだろう、これ。 著者は僕より5才年上なのだけれど、あの頃はたったの5年で高校生をめぐる環境はガラッとかわっている。本書を読んで、そのことをあらためて痛感させられた。高校生の時に政治のことなんて考えたこともなかったし、学園紛争だのバリケード闘争だの、そんなことにもまったく接点なんてなかった。ま、同じ世代でも、そういうことに興

2011/11/02

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