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ぎっちょんちょん

ぎっちょんちょん

ぎっちょんちょん

作家
群ようこ
出版社
新潮社
発売日
2010-10-01
ISBN
9784103674115
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ぎっちょんちょん / 感想・レビュー

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chichichi

ガツンと打ち込める何かが私も欲しい!と思えた一冊。積極的に探すのではなく、魅力あるものに自然と惹かれてイチから取り組んだりしてみたい。

2016/12/18

Kumiko

母子家庭、三味線の手習い、趣味を職業とすること。群さんのエッセイに書かれている、ご自身の半生のエッセンスがまるっと盛り込まれたかのようなお話。近年の群作品には毒のある人がほとんど出てこなくなったなあ。そうなると普通は物語が平坦になり面白味が欠けそうなものだが、群さんの場合それが逆にシンプルにチャームポイントを引き立たせていて、穏やかな気持ちで読むことができる。三味線の奥義は分からずとも、練習を重ねて上達する時の興奮、褒められて体が痺れる感じ、いいな~。39歳にして趣味を職業にした主人公、天晴。

2017/05/02

まさと

面白かった。初めて覗いた、芸者の世界。どんな世界にも、楽に暮らせるとこなんてないんだな…。主人公の成長が頼もしく、応援したくなった。きっと、お母さんも解ってくれるはず。努力してる姿は誰かが観てるから…。最後まで大変楽しめました。

2015/08/26

なつ

いくつになっても夢中になれるものを持つというのは素敵なこと。勿論、経済的な事も関わってくるから、なにもかもというわけにはいかないかもしれないけれど。好きこそ物の上手なれってあるけど、努力には脱帽です。

2015/08/11

サルビア

結婚式場で働いていたえりこはその結婚式場で自分好みのケンジと出会い、できちゃった結婚をする。チカという娘も生まれ、幸せだったが、早くに結婚したためか、ケンジは遊び始める。 やがて、離婚したえりこだったが、ふとしたきっかけで小唄の魅力にはまり、三味線を習い始める。小唄や、長唄の事などよくわからないが、えりこが夢中になっていくのもわかる気がする。

2015/08/18

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