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高円寺純情商店街本日開店

高円寺純情商店街本日開店

高円寺純情商店街本日開店

作家
ねじめ正一
出版社
新潮社
発売日
1990-04-01
ISBN
9784103722021
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高円寺純情商店街本日開店 / 感想・レビュー

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浅見ヨシヒロ

ねじめ正一のこのシリーズは中学の国語の教科書に載っていた気がする(たしか八月の蠅取り紙)。図書館でふと目に留まり、懐かしく思って借りてみました。古き良き日本の商店街みたいな空気がなんとも言えない雰囲気。

2014/04/21

nabe2511

読友さんの紹介で続編を知り図書館予約!(^^)! 続編では正一も中学生に。祖母の死、商店街の存続危機に直面し、家族・親族、商店街の面々たちもけっして仲がいいばかりでない、大人の事情ってやつに翻弄される正一。それでもなぜかほんのりした読後感にひたれるのは行間から溢れでるやさしさ、いやしさがごっちゃませになった人情の味が心地よくしみるからなのでしょう。

2020/12/14

イタリアンでこちん

本名:祢寝正一。読めませんよねこの姓:ねじめ。一作目で興味が湧きぐぐったら、へぇーx5でしたわ。本名だし、生まれは杉並区高円寺だし、実家が乾物屋さんだし、お父さんが俳人だし、大の巨人ファンで長嶋狂信者だし。ほーら、へぇーの五連発でしょ。このへんで本題に。前作が三年、第二弾が一年の歳月を経て短編一話が倍の量になった様ですね。お話に膨らみが出て来て昭和の商店街そのもの。眼鏡屋、魚屋、運動具店のお店を覗くとおやじ共がそこに居て「よっ正ちゃんどうした?」と聞こえてきそう。相変わらずのほのぼの感が漂い、更に下町 続

2009/12/09

ともこ

子供のころ、東京下町の我が家の暮らしは近所の商店街ですべて事足りていた。そして、駅前にスーパーができ、それらの商店は一つを残してどれもなくなった。同じころ、正一と同じように共に寝起きしていたおばあちゃんが亡くなった。なんだか重なるなぁ。隣のケイ子ちゃんが無心で阿波踊りに加わった場面、気づいたら涙が流れていた。悲しいのでもないし、うれしいのとも違う・・何かが胸の中で大きく動いた。

2020/11/25

こまっちゃん

高円寺純情商店街の続編です。商店街が庶民の暮らしを支える時代から、大手スーパーの時代へ。でも、大手スーパーは「庶民の」味方を装っても庶民じゃない。商店街はやっぱりいい!

2018/01/24

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