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ティッシュペーパー・ボーイ

ティッシュペーパー・ボーイ

ティッシュペーパー・ボーイ

作家
有吉玉青
出版社
新潮社
発売日
2007-02-21
ISBN
9784103729037
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ティッシュペーパー・ボーイ / 感想・レビュー

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ehirano1

街で貰った一つのティッシュ。このティッシュが各々の人生を変えていく素敵な物語でした。当方もよくティッシュを貰いますが、このティッシュが何を齎すキッカケになるのか少し楽しみになりました(専ら、ハナかみ用に大車輪の絶賛活躍中ですが・・・)。

2019/06/02

にゃおんある

グットラック、恋人ではない人と付き合って、元彼の良さを知って戻れれば。別れ話。選択肢はいくらあっても、逆説的には、一本の道しかない。何回地球が回り回っても、軌道は変わらないものだし。自分が主人公の彼氏のようなつまらない人間だから、面白く読めたけどスッキリしないのかな。結果良ければすべて良し的なこと、それよりも結果悪くてもすべていいんだって肯定的な話のほうがいいかな。それでも幸運だった、負け組でもいい人生だった、て思いたいな。

2019/03/05

深夜

少し綺麗にまとめすぎている。故にあまり共感にも至らなかった。最後まで正体の分からないティッシュペーパーボーイの描き方は良かったけれど。

2016/07/04

みーまりぽん

有吉玉青さん、初めて読みました。 軽いお話、ですが好きですね、こういう連作短編。繋がってるんだかどうだか、みたいな。。 ティッシュ配りが陰の主役ってなかなか珍しい気がします。

2012/10/26

るう

渋谷でティッシュペーパー・ボーイによって繋がってる短編集。受け取り方がよくないとやり直しを命じられ約束の時間に遅れ、別れ話をする筈だった彼と音信不通になった女性の気持の変化がリアルだなと思う「グッド・ラック」。配られるティッシュを貰ったことがなく暗かった女子中学生と中年男性が友だちとなり変わっていく「レオン」は話のおしまい方が良かった。貰ったティッシュがきっかけで人生が変わったり、最後の話はそのティッシュペーパー・ボーイを探せとなり、それぞれ違ったテイストで飽きさせない。

2014/06/08

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