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銀のみち一条 下巻

銀のみち一条 下巻

銀のみち一条 下巻

作家
玉岡かおる
出版社
新潮社
発売日
2008-11-01
ISBN
9784103737124
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銀のみち一条 下巻 / 感想・レビュー

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ゆみねこ

感動しました。雷太の真っ直ぐな心映え、雷太を思う一途な女たち。不幸な生い立ちのまま自滅した北村。数々の苦難を乗り越えた雷太と咲耶子。芳野の男気のような思い切りの良さが好きですね~。

2011/06/23

hitomi

これからも 何回も読むだろうなーと思った大好きな一冊になりました。芳野の生き方も 潔くよく女性からみても惚れてしまいそうだ。家族を助けるために犠牲になって 切なかった。腹がたつオトコが2人ほど 登場。だからこそ、雷太の格好良さが 目立つ。志真が 大好きな雷太と一緒になるところは 泣いた。大好きな人と一緒になれるって 泣きたいほどにしあわせだよな。

2015/11/21

湖宮

時は明治 生野銀山 を舞台に 繰り広げられる かくも 壮絶な ドラマの 始まり 。 登場人物が 齎す 出会いが また一つ と 新たな悲劇を 生み出す。 一粒の雨粒が まるで 嵐を運んでくるが如く。 そんな逆境の中でも 必死に 生きようとする 一人の 女 、 それを全身全霊をかけて 守り抜く男、 明治の激動期に 生野に咲く愛の花は、 心に いつまでも咲き続ける。 1105    

2019/07/09

みょん

★★★ 誰かを活かす為に、犠牲を最小限で抑える為に、自分を殺すしかないもの達。 芳野の覚悟と行為が壮絶。 が、しかし。せっかく司書さんに薦めてもらった本だが、あまり好みではなかった。 江戸と明治。この二つを隔てるものは、あまりに大きく、そして深いと痛感。

2012/05/24

はしため

全く違う環境で成長した沙耶子、お芳、雷太。一流の教育を受けさらに磨きをかけるため、上京するが、恋に破れ帰郷する沙耶子。家を助けるため、花街で一番芸者となるお芳。父を銀山の落盤事故で失い、その後遺症で声を失いつつも、父と同じ一番工夫になった雷太。 はっきりいって、みんなかっこいいんです。ふみくちゃにされても、人の温かさを忘れず、自分の正しい道を選んでいくんです。もちろん、ワルもいますが、強さに会いたいと思ったら、また読みたいです。私は、お芳の覚悟のよさ、しなやかさが好きです。

2012/04/08

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