平成お徒歩日記 新装版 (Miyuki Miyabe Early Collection)
平成お徒歩日記 新装版 (Miyuki Miyabe Early Collection) / 感想・レビュー
美登利
kazuさん、オススメ本。宮部みゆきさんの本は実はステップファーザー、ステップしか読んだことがなく、時代小説も苦手なので読めるかな?と危惧していました。しかし、宮部さんってこんなに面白い人だったのか!と目から鱗です。初エッセイだそうですが、東京の街を知らなくても、まして時代小説が苦手でも充分楽しめる本でした。
2013/05/30
よしみん
エッセイ。ミステリーの「宮部みゆき」とは全く違う。テーマを決めて「歩く」企画だけれど、テーマがメインというよりミヤベさんのあれやこれがが印象的すぎる一冊です。散策コースはさすがに宮部みゆき、興味深いコースばかり。思いの巡らせ方もさすがです。私も東京生まれですが、全く東京を知らないので歴史の跡を調べながら、宮部さんみたいに歩いてみたくなりました。暑い夏と寒い冬は避けて。
2016/04/26
ここぽぽ
車の免許を持ってない、病気がち、でも明るくて軽妙な語り口の旅日記。小説はミステリー要素満載なのに、とても楽しいエッセイ。八丈島まで行き、今まで船酔いしたことないなんて、鉄人すぎる。
2024/03/23
むつき
江戸時代が舞台の捕物や市井物を書いている宮部みゆきさんが、実際に歩いてみて、物語上の時間と距離感を体感しようと考えられた「歩く」企画。その東京を中心とする『お徒歩』の日記は、明るくて好奇心旺盛で食いしん坊な宮部さんの素顔が垣間見える楽しいお散歩&トリビアエッセイ集でした(^-^)
2016/08/27
みぃ
最初はちゃんと歩いていたが、段々と普通の旅行記に(笑)やっぱり歩いている時の話の方が面白い。大変だし、苦労してる分実感が伴って書くことたくさん。それに文章のスピード感が違う。でも、小説とは違う「宮部みゆき」が見られて面白かった。
2021/02/03
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