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ホア・ホア: 南洋光彩紀行

ホア・ホア: 南洋光彩紀行

ホア・ホア: 南洋光彩紀行

作家
荒俣宏
小西 康夫
出版社
新潮社
発売日
1995-01-01
ISBN
9784103778028
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ホア・ホア: 南洋光彩紀行 / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

『ホア・ホア』は、タヒチ語で「友だち、友だち」といった意味らしい。荒俣がこれをタイトルに選んだのは、もちろんゴーギャンの『ノア・ノア』を踏まえてのこと。カリブ、モーリシャス、タヒチ、ハワイ、マダガスカル、オーストラリア(ロードハウ島、アリススプリングス)を巡る南洋楽園紀行である。最初のコロンブスのあたりこそ、荒俣得意の博覧強記を示しているものの、次第にそれも影を潜め、楽園の自然に身を委ねるのである。ハワイ以外は行き難いところばかりだし、私はタヒチ以外の地には行ったことがない。遥かな楽園の憧れを乗せて。

2021/12/01

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