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下天を謀る(下)

下天を謀る(下)

下天を謀る(下)

作家
安部龍太郎
出版社
新潮社
発売日
2009-11-27
ISBN
9784103788089
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下天を謀る(下) / 感想・レビュー

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reo

秀頼を殉死させたら、幕府は取り返しのつかない傷を負うことになる…。高虎は家康にそう進言した。豊臣家や秀頼への共感と同情は、その後長く人々の間で語り継がれ、徳川幕府への反発や反感を正当化する根拠となった。やがて大坂の商人が中心となって幕府の政策を内側から突き崩し、明治維新をなしとげて、豊臣家がとった重商主義をおし進めていくことになる。とあるが浪速では今日に至るまで太閤さん人気は続いているが、家康没後250年もの間、徳川幕府下で平和が続いたわけで、秀頼の殉死は疑問やね。新しい藤堂高虎像を認識させてもらい感謝。

2018/10/26

maito/まいと

下巻は職人としての高虎が前面に出ていて読み応えあり。高虎のアイディアや技術が後の歴史へどのように影響したかが随所に出ているのも興味深い。せっかくだから家康死去後の高虎の活躍も描いてほしかった。

2010/02/01

Ryuji Saito

 藤堂高虎の物語。出版と同時に一気に読み、売却したので手元にありません・・。

2011/10/08

ふぁぶれがす

「隆慶一郎が最期に会いたがった男」の描く高虎は隆のそれとはかなり趣を異にしていた。「有能」という部分以外は。安部は高虎を「自己変革の名人」と称す。また違った高虎を発見できた一冊。

2011/08/25

gmmtakano

藤堂高虎は非常に面白い。 大河ドラマにしてくれないかな 山あり谷ありの人生、戦国を彩った武人としての側面、為政者のブレーンとして表には出てこない歴史の裏面など重厚なドラマになるとおもうけど。

2010/10/11

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