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冬を待つ城

冬を待つ城

冬を待つ城

作家
安部龍太郎
出版社
新潮社
発売日
2014-10-22
ISBN
9784103788096
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冬を待つ城 / 感想・レビュー

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ナイスネイチャ

図書館本。九戸政実の乱と初めて聞く東北最北端の話。いやぁ登場人物が知らない武将ばかりなのでなかなか頭に入ってこなかったので、読み終わるのに時間がかかりました。ただ北国極寒の地の利を生かした策略など勉強になりました。敵方の蒲生氏郷も格好良かったです。

2014/12/20

榊原 香織

あれ、九戸城の戦い、よく言われてる歴史とちょっと違うような。2500対15万(これも5万じゃなかったっけ?) 最近、舞台の九戸城行ってきたばかりなので、城址は全くなかったが、あー、あそこから出陣したのか、とか感覚が分かる。

2024/11/15

それいゆ

皆さんの評価が低いので読むのを躊躇したのですが、三千の兵で秀吉の十五万の軍勢にどう挑むのか?興味をそそられました。読んだ結果は私の惨敗でした。ページをめくる手が進まず、うとうとすることの連続で、無駄な時間を過ごした後悔でいっぱいです。「人がり」や「山の王国」というのに違和感があり、九戸政実の乱を描いた格調高い歴史物語をつまらなくしています。「等伯」のような読後の感動を期待した私が間違っていたのでしょうか?

2014/12/09

としえ

豊臣政権による奥州仕置に反発した、九戸政実の乱を描いた話。東北は行ったことがないし、この地方の本も読んだことがなかったので、地名や人名に馴染みがなく、読了に時間がかかってしまった。九戸城周辺だけでなく、奥州全域の地図があればよかったのに。政実側(主に四男の政則目線)から描かれた話に、時折敵方にあてられた密書が混ざり、謎解き要素もある。己の命を捨てても守りたいものがある、という政実の揺るぎない生き様はかっこいいと思う。史実とは違う結末のようだが、それを知らずに読んだので、これはこれで楽しめた。

2017/02/10

ren5000

九戸政実の乱のことはあまり知らないのが良かったのか結末を知らないドラマを見てるようにハラハラドキドキして久々に骨太の歴史小説を読ませていただきました。読後に史実を調べると九戸一族は悲惨なことになっているのですが、この小説に書いてあることが事実と思いたいなぁ。

2015/08/15

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