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父の戦地

父の戦地

父の戦地

作家
北原亞以子
出版社
新潮社
発売日
2008-07-01
ISBN
9784103892168
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父の戦地 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

なんと優しいお父様なのだろう。が正直な感想です。北原作家の父親と家族のあの頃の事。東京大空襲を生き抜いた時代の証人が今はもういないのだ。よく葉書が残っていたなぁと・・戦地の父からの葉書が優しくて胸が痛い。ビルマの人々の暮らしも知れて、これが戦争でなければ・・と思った。今頃はあちらでお父様と会えているだろうかー

2018/08/13

チェブラリー

戦中の物語、父の記憶のおぼろげな感じが 戦争のむごさを感じさせる。

2011/08/08

takao

ふむ

2023/11/26

いづむ

戦地から幼い娘にあてて届く膨大な数の手紙の一枚一枚に愛情がこもっているのを感じ、読みながら喉の奥が何度も熱くなりました。何の保障もなく次々に戦地へ送られていった男性と、残された家族、双方ともに違った苦しみを経験しながらお互いを想いつつバラバラに生きていくなんて、、、こんな悲惨なことはやはり繰り返してはいけないと強く思いました。一方で、悲劇と緊張にあふれた戦時中でも日々の喜びやユーモアも感じながら生きる人間の強さがあるのが救いです。最近はメールが多いけれど、家族や友達に手紙を書きたくなりました。

2013/05/19

mawaji

戦地に赴いた兵隊さんのほとんどは、著者の父のように内地に残した家族のことを毎日思い続けていたのでしょう。この目で見ることが出来ない子どもの成長を、想像しながら絵はがきに書き送る父親の気持ちを思うと、胸がいっぱいになります。今この時も、世界のどこかで戦争が起きているのですよね...。

2010/02/07

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