甘美な人生
甘美な人生 / 感想・レビュー
おサゲっち
小説が芸術であることを知り、文芸批評もまた芸術であることを学ばせてもらいました。
2015/11/05
冬薔薇
ミシシッピーの田舎町、ブルース、ギター、古道具屋、頭蓋骨。この辺の若者は海兵隊として、サイパン、硫黄島で6割近く失われた。その生き残りの土産。ここから折口春洋へと続く導入は秀逸。
2010/06/30
けん
うおおお、1ゲット。過激な逸話の挿入と共に始まる本作は、非常に幻想的で妖しげ。そしてその妖しさが、いわゆる文芸批評の堅さを上手いこと和らげていて、非常に読みやすい。村上春樹から柄谷行人、かろうじて谷崎潤一郎を知っていたくらいの勉強不足の私でも抵抗無く読めた。
2009/11/10
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