喧嘩の火だね
喧嘩の火だね / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
1999年の本。連載時のタイトルは『見張り塔から、ずっと』。当時話題の作家達のゴシップ交じりのポートレートと批評。取り上げられたのは辻仁成、島田雅彦、町田康、田中康夫、車谷長吉、柳美里、あと一章は浅田彰ほか評論家達。最後は大川隆法もビックリの今東光&柴田錬三郎の霊言(これが一番読み易く面白い)。ゴシップは面白いが、評論はきちんとしていて結構難しい。当時は波紋を呼んでたなぁ。柳美里が反論してたのを思い出す。この本から13年、文学は案外良い方向に向かっているんじゃないだろうか?と思った。
2012/03/22
nezumi
〘文壇ゴシップとしても文芸評論としても良書〙 車谷長吉論など作家の値打ちの延長にある書評も読め、今も尚一線で活躍する作家の裏側を知れるのも嬉しい。 私のような文壇に興味があるけど読書初心者の無知な人間には、福田氏のような面白さも交えて批評をしてくれる人の存在は有り難い。
2023/02/15
my_you
浅田はいいひとなんだなあ……
2014/08/25
ミスター
テキトーすぎて笑ってしまう。田中康夫以外語る気がないんだったら、田中康夫論にすればいいのに。
2019/09/01
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