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ノヴァーリスの引用

ノヴァーリスの引用

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作家
奥泉光
出版社
新潮社
発売日
1993-03-01
ISBN
9784103912019
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ノヴァーリスの引用 / 感想・レビュー

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Tonex

推理小説や幻想小説としての面白さもさることながら、ここで語られている哲学的、宗教的な話が興味深かった。衒学的な雰囲気の小説がわりと好きなのかもしれない。

2014/07/18

sundance1973

ずっと読みたかった一冊。文庫は出ているけれど、お気に入りの作家はハードカバーで欲しいのです。大学の同窓生たちの何気ない日常から探偵小説、怪奇小説と作風がシフトする不思議な語り口の中で、死と宗教をめぐる考察が繰り広げられる。これで長編だとシンドイが、このくらいの分量(中編かな)ならば、この適度なヘビィさが心地いい。

2014/12/22

chat noir

冒頭に『死』という事象に対する対する捕え方の記述があり、物語は恩師の死から始まって、大学在学中に亡くなった仲間の男へ焦点が移ります。登場人物四人の議論と回想で物語は進み、ミステリ要素もあって楽しめます。物語の収束の仕方には賛否両論あるとは思いますが、私はノスタルジックで哀愁のある終わり方だと感じました。

2009/07/18

★1/2

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